任意売却による自宅の買い戻し(リースバック)
任意売却における「買い戻し」とは、第三者に対して売却せず、身内(親子、親戚、知り合いなど)間で売買して、そのまま住み続ける場合の任意売却を示しています。基本的には、任意売却における買い戻し(リースバック)は、条件が合わないと難しいのですが、ケースによっては、十分可能でもあります。
任意売却による買い戻し(リースバック)の事例は、任意売却全体の数からみると、相対的にとても少ないです。理由は、事情を理解して、買受してくれる人が自分の回りにいないことや、買受してくれる人がいても、身内間売買などでは、通常の住宅ローンを組むことは困難なことが挙げられます。
とはいっても現金準備さえできれば売却金額次第で任意売却での買い戻し(リースバック)は十分可能です。条件さえ整えば任意売却のメリットが最大限に享受できます。
何百万円単位の現金を持っている身内など、そう多くいるものではありません。
ですが、自宅を売却せざるを得ない実情を思い切って身内に話したことで買受を申出てくれることもゼロではありません。ローンが払えないという事実はなかなか話しづらい面も多いとは思いますが、早期に話をすれば任意売却をする前段階でも、良い対処方法が見つかり、希望が見出されるのも事実です。
無理かどうかはご自身で判断せず、買戻しを希望しているのであれば、任意売却の相談の段階で、できるかどうかぜひ聞いてみましょう。
早期の相談が重要であることはもうお分かりになったかと思います。行動をおこすことの大切さを再認識しましょう。ご相談お待ちしております。